田上のしっかりうどんと加賀のびっくりうどん

　今日は天気が良かったので、散歩がてら杜の里のイオンまでいろいろと買い物に行きました。ついでに昼食のネタも買って帰ってくるつもりだったのですが、結構大荷物になってしまい、この状態で食品売り場に向かうのも如何なものかと再考。
　ここでふと、以前から天堂先生やロタール兄貴が話していた田上のうどん屋のことを思い出し、どうせ散歩のついでならと脚を伸ばすことにしました。

　そんな訳で行ってきました「讃岐饂飩宏之輔」。昼間しかやっていない、こういう機会でも作らなければ私にはなかなか行きづらい店です。
　場所もほんの少し分かりにくいところ。田上のセカンドストリートの裏にあります。

　11時過ぎに入店しましたが、既に先客が結構な人数入っていました。そして、私が入った後からも更にお客さんが続々と。事前に聞いていた通り、早めの時間に入るようにして正解でした。

　メニューにはいろいろとありましたが、名物らしいかしわ天ざる（780円）にしてみることに。歯ごたえしっかり、喉越しつるつるのうどんと、塩と磯の二つの味のかしわ天。いずれも美味、そして量が結構ありまして、お腹は大いに膨れます。
　ただ個人的な好みとしては、うどんとかしわ天は別々に食べたい気がします。気のせいかも知れない程度ではありましたが、かしわ天とうどんのつけ汁の味が微妙に合わないような感じを受けたのですね（かしわ天をつけ汁につけて食べた訳ではありません。かしわ天とうどんを交互に食べていて感じたことです）。どちらもそれ自身で旨いので、瑣末なことではありますが。

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　さて、この週末はまた別のうどんを食べる機会もあったので、併せて取り上げます。
　こちらも以前よりロタール兄貴から話に聞いていた、加賀のうどん屋。加賀のアルプラザの近く、作見町の交差点にある「びっくりうどん」です。



　10人も入ったらいっぱいいっぱいの小さな、そして昭和テイスト溢れる古びた店舗。
　看板にある通りでして、素うどんに相当する「びっくりうどん」が100円。店の女将さんが「めったに出ないから書いてあるだけ」「これが2つも出るなんて、三本締めでもしたいくらい」と言っていた、トッピング全部のせ（牛肉・とろろ昆布・月見・稲荷・えび天・天かす）の「すぺしゃるうどん」でさえ680円。コストパフォーマンスで言えば無類の店です。

　もちろんこのお値段ですから、うどん専門店のようなしっかりしたうどんを期待してはいけません。その辺の安食堂で出るようなソフト麺のうどんです。そう割り切って行けば、充分満足できます。
　立地及び店舗の具合から、ホイホイ気軽に行ける訳ではなく、ホイホイ誰でも連れて行ける訳でもありませんが、こういうのも「良い店」の一つだと私は思います。