中能登の調べ

　今日はヒュー様に車を出してもらって、中能登鹿島まで。用事は、自衛隊音楽隊の演奏会です。
　普通、自衛隊音楽隊の演奏会というと抽選必須なくらいの大人気イベントですが、当地のこれは場所柄のためか、自治体主催のためか、無抽選・無料という大変お得なもの。現地に行きさえすれば、精鋭音楽隊の演奏を思うさま堪能できるという訳です。

　実際、大変良いものでした。足を運んだ甲斐があります。もっとも、ホール内の平均年齢がかなり高めなのは気になりました。折角休日の催しなのですから、お若い方も享受したら良いのに。

鮫とギリシャ

　夏休みお出掛け二の段、朝も早くから新幹線に乗って上野へ。

　今回の目当ては正に上野公園の中、国立科学博物館の『海のハンター展』と東京国立博物館の『特別展「古代ギリシャ―時空を超えた旅―」』です。折角ですから関東出向中のまよじる兄さんにも声を掛けました。

　出発時は特に問題のない天気でしたが、関東に入ると俄かに曇りはじめ、上野に着いた頃にはかなり強い雨が降っていました。もっとも、目的地は屋内ですから我慢我慢。

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夏休み加州巡り

　8月の上旬は何かイベントを企てようと思ってもいろいろ差し込みがあり頓挫して、ようやくここなら休めると組み込んだ夏休み。折よくヒュー様もお休みとのことで、車を出してもらって近場をあちこち回ることにしました。

　最初に向かったのは加賀市美術館。誰もつかまらなければソロでも来るつもりでした。目当てはちょうど開催中の『鉄打出の名工　山田宗美展』。鉄板一枚から立体を打ち出すという技法により作られた作品群は、まるで鋳造のような質感・重量感を持ちながらあくまでも中空の鉄板であるが故に異常に軽く、何とも不思議な感覚に囚われます。また、鉄というのは非常に硬い金属で、熱している時でなければ加工は難しい素材であるのに、作品群は非常に精緻で、鉄って一体何だっけという気分にもさせられます。
　この技法、今日では失われてしまっているそうで、大変惜しまれます。

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話芸と幕の内

　まろん先生にお誘いを受けて、幕の内弁当付きの落語を聞きにぶらり高岡まで。

　久し振りの生落語、実にいいものでした。舞台なんかもそうですが、ライブ感というのは結構大事です。同じ演目でも毎回毎回ちょっとずつ違ってくるものですし。

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播州の本命

　過日、播州城巡りの話をしましたが、実は本命はこちらでした。



　昨年亡くなったイラストレーター　生賴範義の作品展。主会場は宮崎で流石に行き難いと思っていたのですが、比較的近い関西圏での巡回展となったので、是非とも行っておきたいと思っていたのです。

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