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小さなお店を持ちたいな [Oblivion]

・夏はあれこれ手を取られるものなのです

「さて、まだ大分間が開いてしまった」
「どうしたんですか?」
前回は、一発おすわりMOD『Sitdown』の紹介だった訳だ。その後、本当はもっとさくっと今回のをやるつもりだったんだが、このMODの公開直後のアップデートスピードが凄まじくてな。取材が追いつかないうちに他にいろいろあったりしてな。ともあれ今回は予告通り、ちょっと面白い機能のMODを紹介しよう」
「はーい」


・収入アップのための賢い方法

「まず、スキルや取引関係のバランスMODの具合にもよるが、基本的にOblivionの世界では、アイテムの買取では物凄く買い叩かれるね」
「そうですね、下手すると定価の一割にもならなかったり。しかも、NPCにも所持金の概念があるから、あまり高額な戦利品を持ち込んでも自ずと買取金額に上限が生じて、割に合わない思いをすることも少なくないですね」
「Wizardryのボルタック商店はボッタクルボッタクルと言われながら、買取に限っては五割保障という非常に良心的な店だということが分かるな」
「あれは鑑定費がぼったくりなんですよね」
「買取額と鑑定費が同額だからなあ。鑑定してもらって売ると、結果としては物だけ持って行かれるという……まあ兎に角、冒険者が戦利品を売り捌いても、何だかもにょっとすることが多い訳だ」
「ええ」
「それならば。自分が商人になって消費者を相手にすれば、戦利品の価値そのままとまでは行かずとも、充分利益を見込める金額で売れるんじゃないか、という発想になるのも自然なことだ」
「つまり、商人になれるMODですか?」
「それだけなら、Mercantileのスキルを思い切り伸ばせばそこそこそんな感じになるさ。ただ、ロールプレイ的にMercantileに頼る訳に行かないこともあるだろう。君だって、そこまで商才がある訳じゃあるまい。それに、行商に時間を取られて本職がおろそかになるのもまた、ロールプレイ的に面白くない。そこで、隠居する老商人から店を買い取って、そこで物を販売出来るようにするMOD『Trade and Commerce』だ」

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「MOD導入後、店を売りたいという人がChorrolにいるというダイアログが出て、クエストとして登録される。で、Chorrolの宿にいるこの紳士が売主だ。購入の話をすると、まず下見してはどうかと言われる」

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「お店、Northern Goods and Tradeのすぐ隣なんですね。商売敵になっちゃいそうな」
「あっちは日用雑貨店、こっちは冒険者向きの店になるからあまり気にしなくてもいいだろう。そして、気に入ったら10000Septimでお買い上げ、だ。権利書と鍵が貰えるよ」


・オーナーになったら

「店を買うと言っても、最初はほぼ箱だけだ」

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「1階は本当にがらんどうだが、2階は執務室と言うかオーナーの事務室で、多少の家具がある。そして机の上にある諸々の道具が、店を運営するための諸々だ。これらをアクティベートすることで情報を見たり店の準備をしたり出来る」
「例えば?」
「まず、自分の代わりに店を切り盛りしてくれる販売員を雇わなくてはね」

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「という訳で雇った、Sophieさん。因みにインベントリにアクセス出来るから、着るものをこちらで指定できる」
「へー。ってことは……」

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「こういうこととか~」
「どこのパーラーの店員さんかね。まあ飲食物メインで扱う店にするなら、ありかもな。さて、店を開けるためには、地下の倉庫に商品を最低10個入れなくてはならないんだが、あるかい」
「ありますよー。前に一回断念したお仕事を終わらせてきましたから、戦利品がそこそこに!」
「よくあのトラップを突破したよなあ」
「力技でしたけど。あの後もいろいろ大変でした。倒したも倒しても蘇ってくるゾンビとか、ほんとにどうしようかと……」
「オチもなかなかだったな。クエストMODのネタばらしは好ましくないから、詳しくは言えないが」

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「じゃあ、この地下の突き当りに所定の箱があるから、そこに売りたいものを入れておくんだ」
「はーい」
「これで開店のための準備が出来たから、営業が始まるよ。毎日0時になると各商品に売れたかどうかの判定が行われて、売れた分だけ在庫から消えて、売上入れに代金が入る。もちろん、安くてありふれた品物ほど売れやすくて、高価になるほど売れづらい。それと、販売価格にはMercantileのスキルが影響する。スキルが高いほど、高く売るよ」
「他にはどんなことが?」
「内装を調えたり、ガードを雇ったり出来る。内装を調えると、それに応じて売れ行きが良くなるね。ガードは基本的に立ってるだけだが、コンパニオンとして連れて歩くことも出来る」

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「こんな風に店の中もだんだんと賑やかにしていくことが出来るよ」
「おー」
「それと、Chorrolの城の中に伯爵の金庫番 Sirius氏が現れる」

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「この人を店に招聘して、Mercantileの上級講義を受けることが出来る。招聘する度にお金が掛かるから、他にトレーナーを知っていればわざわざ呼ぶ必要はないけれどね」
「Mercantileのトレーナーは結構簡単に見つかりますもんね」


・ランニングコストもお忘れなく

「店のオーナーとしてやらなくちゃいけない大事な事がもう幾つかある」
「えーと……Sophieさんとガードさんのお給料支払い?」
「そう。それと、納税。どちらもお金を店のストックに入れておけば自動的に支払われる。デフォルトでは一週間に一度、Sophieさんに1000Septim、ガードに2000Septim、税金として売上の10%の支払いとなる。この辺の金額や税率、それに商品の売れる基本確率などはiniファイルで弄れるよ」
「そこそこ掛かるんですねぇ」
「君の冒険の収穫はもうかなりのものだから、遣り繰りに困ることはないだろうさ」


「そんな訳で、自分の店が構えられるMODの紹介でした。他にも商業系を充実させるMODは幾つかあるので、選択肢の一つとしてどうぞ」
「次は、どうするかな」
「Skyrimの発売も近づいてますけど」
「すぐに手を出さず様子を見るつもりだからそれは気にしなくていいよ。またどこか冒険と、MOD紹介との混合でやることになるだろうか。ともあれ、また次回」

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