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下水と赤毛と生命の神秘 [Oblivion]

・更に一味リアルライフ

前回は、HTSClightを導入したところまでだったかな」
「ちょっと手間だけど、料理楽しいですね。もうちょっと手の込んだの作ってみました。小麦粉と卵からパン生地を作ってー」

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「リンゴと混ぜて生地を作って焼けばアップルパイ!」

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「生地をそのまま焼いてパンにして、牛肉も焼いて、チーズと一緒に形を整えたらハンバーガー!」

「さて、HTSClight環境下での消耗具合はどうかね」
「デフォルトのままで、まあそんなものかなあ、ってところです。無茶な減りじゃないから、今のところはこのままのバランスでいいんじゃないでしょうか」
「OK。さて、ちょっと方向はずれるが、リアルライフ系として更にRealistic Fatigueも導入した。スタミナの減り具合とか疲労の影響が大きくなるMODだね。同系統でゲームバランスにあまり影響を与えないMODもあるけれど、今回は敢えてこちら」
「これ、結構変わりますね。最大所持重量が増える代わりに、荷物をいっぱい持つとそれに応じてスタミナの最大値が減っちゃう。探索中に戦利品を見つけたそばから全部持ち歩く、なんてことが出来なくなります」
「走ったりジャンプしたりも大きく疲労する。それと、物凄く疲労すると動悸・息切れを起こすし、足元が覚束無くなって転んだりする。最後には、ぶっ倒れてしまうから、スタミナ管理が重要になるな」
「私たちの環境だとあまり気になりませんけど、このMODはかなり負荷が大きいみたいです。重いなあ、と思ったらさくっと外してしまったほうがいいかも」
「自分だけでなくNPCやMobを含めてほとんどのキャラに適用されるからだろうなあ」


・ついにねんがんのどうこうしゃをてにいれたぞ!

「え? 何ですか、このタイトル」
「いや、そろそろコンパニオンが欲しかろうと思って、導入が簡単なのから徐々に慣れようかと」
「あっ、それじゃあ」
「帝都のTalos Plaza Districtに行ってごらん」

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「冒険者と思しき君を見つけて、助力を求めてくる少女Cecilia。という訳で、彼女の助力にまつわるクエストと、コンパニオンとしての彼女を追加するRed Headed Gang Quest and Girl Companion MODを導入した」
「薄々感じてましたけど、こうして見ると私って背が高いんですね」
「わざわざそんな設定はしなかったんだがなあ。元々背が高めのMOD種族なのかね」
「それはともかく、彼女のお願いっていうのは?」
「要約すると、『お父さんが行方不明になっちゃったから、手掛かりを知ってるかもしれないお父さんの友達を探しに、一緒に下水道にもぐって!』ってこと」
「また下水道ですか!」
「シティアドベンチャーにおいて下水道というのは重要なファクターだから、ある意味仕方がない面もある。とは言え、下水道に好き好んで篭る父親の友人というのは如何なものかな」


・いざ下水道

「えーと。この世界の下水道って大ネズミと蟹とゴブリンと、更にたまにトロルと吸血鬼の巣窟になってると相場が決まってるから、Ceciliaさんにももうちょっとしっかりした装備をしてもらわないと」
「ほう。どうするんだ。お下がりでも渡すのかい」
「導入済みだけど使ってないのを帝都で見繕ってあげようかと」
「ほう」

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『Vampire Hunter Armor for Exnem and HGEC』。Modを導入すると、The Best Defenceで売りに出されます。長衣と短衣とありますけど、短衣の方を」
「やや露出多めだのう」
「剣と盾は適当に手持ちから渡してあげました」
「よろしい、それじゃ行くかね」

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「一番奥の部屋に異様にでかいトロルがいただけ。ハズレか」
「Cecilia……しっかり案内して……」
「そんな訳で、次の候補の下水道へ」

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「こっちの下水道は、入るなりならず者に襲われました。如何にも当たりっぽい!」
「そして出くわす連中がどいつもこいつも赤毛という……赤毛ってそこまでありふれたものでもあるまいに」
「秘密結社でしょうか」
「そういや、ホームズに赤毛組合ってあったなあ」
「あれは、ただのダシでしたけど」
「そういうしているうちに、何やらボスらしき輩も張り倒して」

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「こんなところに研究室を構えているこの方が、Ceciliaのお父さんのご友人とやらですね。お話を聞いてみると、どうも下水道と地底人の研究をしているとか」
「で、お父上はこの赤毛の連中、つまりMod名にもなっているRed Headed Gangの根城に攫われてしまったようだ。何で攫われたかは分からないようだが」
「次の目的地が分かっただけ、マシです」


「と、こんな感じで、Ceciliaと一緒に彼女の父親を捜索していく訳だ。それと、それが終わった後にもう一つのクエストもついている。それらが全て終わっても、Ceciliaは仲間に出来るし連れて歩ける。通常のNPCではなくコンパニオンだから、アイテムの遣り取りも出来るし、このMod特有のコマンドとして戦い方を教えるってことで彼女と模擬戦をすることで、友好度を上げたりも出来る。そういう意味でも、君向きだな」
「ええ、まあ」
「で、クエストはまだ続くけれど、紹介はここまでにしよう。核心に触れてしまうからね。それでは、また次回」


「……何だか、視線を感じるなあ……」

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