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これから始まるオワコン [アンプラグドゲーム]

 しばらくギルドハウスでボードゲームをしていないな、ということで集まることになった今週末。
 SNATCHER奉行の持ち込んできた新作がこちら。




Old World And Code Of Nines 終わった世界と紺碧の追憶/3~4人

 それぞれが記憶の断片を持つ人造人間たちの、かつての文明の痕跡を追う争い。
 ワーカープレイスメント型で、最初は一部しか分からない勝利条件を徐々に解明しつつ、得点を得、失点を回避するゲームです。

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 最初に各プレイヤーには2枚の勝利条件に関する「メモリー」カードが配られます。これには、何が得点や失点になるか、或いは勝利条件や失格条件は何かといったことが書かれています。最終的にはゲーム終了時、全てのプレイヤーのメモリーカードを場に適用して、得点計算をして勝者を決めるという訳です。

 ワーカープレイスメントなので、主ボード上の各エリアに自分のコマを配置することで、さまざまなリソースを得たり、効果を起こしたりします。
 そして中でも重要なのが、他のプレイヤーのメモリーカードを見る効果。これをうまいこと活用して、勝利条件に関する情報を集め、方針を決めていく訳です。

 しかし、相手のメモリーカードを見るのは決して容易ではありません。往々にして手番以外のリソースを消費しますし、防がれていることもあります。また、2枚あるうち1枚は比較的見易く、早期からチャレンジ出来るのに対し、もう1枚はゲーム中盤意向でないと挑むことが出来ません。
 また、情報収集にばかりかまけてもいられません。他プレイヤーの動きから、そのプレイヤーの知っている情報を推測しつつリソース獲得に動くことも重要です。

 そしてこのゲーム、ワーカープレイスメントでありながら、自分のコマが増えることはありません。全てのプレイヤーは、ゲーム終了まで皆必ず同じ手数を有します。そのため、ワーカープレイスメントにしては結構手軽で、時間もそれほど長く掛かりません。
 クローズかつクリティカルな情報があるという面ではやさしくないかも知れませんが、システムの難度やプレイの負担という面では、ワーカープレイスメントの第一歩として良いのではないでしょうか。

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